愛情は一方通行なのが本来のかたちであるはなし
愛情も恩恵も、本来は一方通行の投げっぱなしジャーマンみたいなものであると感じている。
【NKM-江ノ島】奴隷経済を終えて。ー 交換感から循環感へ。 - いばや通信
成人式を迎えられた皆様、おめでとう御座います。
成人になると色々できるようになって面白いですよ。(あいまい)
3連休初日は鹿の県でライブしてきました。今のところ、ライブするのに一番好きな場所です。みんなあったかくて、一人でも楽しんでる人がたっくさん。
ブラジル人メンバーの子の家に泊まりましたが、毎回行くたびに、ママがおいしい料理とカップケーキなどを振舞ってくれます。日本語がほぼ出来ないので、正直2人だとジェスチャーでしか話せません。なのに、泊まらせて貰うのにすごく喜んでくれるし、どんどん食べ物をすすめてくれます。
このことがきっかけではないですが、最近、「純粋に与える事に喜びを感じる人」がたくさん存在するんだという事に気づいてから、(もともとあまりしませんが)遠慮なく好意を受け取るようになりました。
日本人は特に、一般常識というか、あたりまえというか、どうしても「お返し」にとらわれているように思います。損得の考えでしょうか。
最近やっと流行ってきたcouchsurfingなどのサービスも、海外の方が盛り上がっている気がします。 例えばわたしの親は、損得に囚われて生きているので、couchsurfingを利用したと話したとき、「なんでそんな事をしてくれる人がいるの」と終始言っていました。
実際、これで泊まった時は私も若かったので、今より遠慮気味で、本当にいいのかな?という思いがありました。泊めて貰う人用のプレゼントを日本からもって行ったりしてました。
でも今は、そうやって自分に一方的に(見返りを求めず)何かをくれる人が居たら、喜んで受け取れるようになりました。
その際は必ず、喜びや感謝を伝えるようにしています。
それプラス、個人的にお返しをしたいなら、それでOKだと思います。その際は、一方的であることを忘れずに。
余談ですが、わたしはこの事が原因のひとつとなって、人生の約5分の1を過ごした彼とお別れしたことがあります。彼と居たときは、お互いの誕生日やバレンタインデーなどが1年で一番嫌いな日でしたね。笑
もちろん、お返しが悪い、と言いたいわけでなく、もらうときから既に意識していないか、またあげる人も、それを強要していないかという事。
何かを受け取る時に、それを意識してしまう時と、あぁ、本当にただあげたいと思ってくれているんだな、と感じられる時では、受け取った喜びの大きさが全然違います。
引用したブログにもありましたが、受け取った好意は次にまわすといいと思います。喜びが大きいので、他の人に優しくしたいと思う余裕も出てきます。
pay forward
受け取り上手になりましょう。