♀OLバンドマンのあたまの中

普段はできないガールズトークやちょっと大人の話、アングラな話、おすすめ情報など思いつくままに。外国人の友達・外国人の恋人が欲しい方、私なりにアドバイス致します。

欲望に素直になるのってむずかしい

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着々と日々が過ぎて行き、ここに居る時間もあまりなくなってきました。
「こうしたい!」というものすごく大きな気持ちがあったので、それに全身を預けて、体は頭に引っ張られてここまで来た感じ。たまに周りの流れが速いように感じて「ちょ、ちょ待って!」とかなってたけど、こういう大きなことをする時は悩みを吹き飛ばすくらいのスピード感が大事よね。あと、なるべく覆面パトカーが来ないようにする。きたところで計画変わらないから!とりあえずおかんが朝晩巡回に来るけど、ものすごいスピードで逃げているから大丈夫。


周りの友人に言うタイミングが分からず、いつ言おうかなと思っていたらあまり日にちがなくなってきました。まだ親しい人たちにしか言っていないです。逆に日本以外に住んでいる友達に連絡してみてます、来る確率高そうだし、言っておこうかなみたいな。

この間ニュージーランド人の友達に言ったら、はじめてめちゃくちゃうらやましがられました。はじめて「へっへっへっへ、ふふふ」と思いました。笑
彼もだいぶヒッピー寄りで、私のこの「いかに効率よく稼ぎながらヒッピー生活を極めるか」という計画にものすごい興味を示してくれました。
しかも知らなかったけど毎年ぶらりと行っているみたいなので、向こうで会えると思います。最近ひしひしと身をもって感じているのが、日本人と外国人でこの話をした時の反応が全く違うこと。外国人の友人の第一声はとりあえず「うらやましい!」。むしろ、連絡してみたら、相手も仕事やめて旅してたりしました。(しかも途中で寄るわ!と言っていた 笑)
対して日本人は、「いいね~」と行ってくれる人も多いんだけど、どうしても隠し切れない「でも○○はどうするの?」が見えます。

外国人は大きな楽しみや喜びさえあれば、ほかはまぁ大丈夫でしょう!という感覚なのに、日本人は、楽しそうなのは分かっていても、その○○に対しての安心感がないと、楽しめない感覚なのかなと思います。

応援してくれる人たちが海の向こうにしか居ないので、だいぶ心細くなったりしますが、まぁしゃーなし!新しい環境や生活って、絶対どこかで「あ、やだわ」ってなりますよね。でもそれってもう分かりきっていることで、きっと新しい環境のせいじゃなくて、前の環境に慣れてて楽だったことが原因な気がします。
それにずいぶん悩んだことでも、過ぎ去ったあとに振り返ると「しょーもな」ってなって、なんだか悩んでいたこともいい思い出になったりします。逆に何も無さずぎて色々とスムーズに行き過ぎるほうが「きっととんでもないことが起こる」と心配になります。

 

何もしていない自分には価値がないと感じる時、
生きているだけではいいと思えなくなる。

生きているだけではダメになり、生きていることそのものが負い目になる。しかし、私達が自然を美しいと思うとき、それは「自然のままでそこにある」からだ。自然を愛するように、自分を愛したいと思う。

生き延びることより「生きたいと思う」こと。 - いばや通信

おかんに毎日「それ以上怠けてどうするの」って言われているので一瞬考えてみたんだけど、じゃあ周りからみてぉおっ!て言われるようなバリバリのキャリアウーマンになりたいかと言ったら、そうじゃないなと思いました。キャラじゃないかなと。自分は不自由なく育ててもらったし、きっと仕事やめても次の仕事あるやろ(運よくあったけども)って考えなのも、生活するのに苦労してこなかったからなのはなんとなく分かっています。 でも逆に、たくさんの子供達を救える財力があるかといったらそれもないし、だったらもう自分が楽しいように生きて、もし自分にあってその人に無いものがあったら、それをシェアしていければそれでいいかなと思いました。なんか色々考えてたけど、難しいわ。笑

無理して自分を創り上げたとしても、それはオリジナルな自分じゃないから、その自分がやることはすべて、しっくり来ないとおもう。私は別になんの変哲もない日本人になることも出来るけど、今までそれをしてみた結果やっぱり居心地が悪い気がしました。

おかんはそれを「社会から逃げた」(ほんとひどくない?笑)というけど、私はやっぱりライブハウスがすきで音楽がすきでhookahを吸いながら寝たいし、音楽を持って色々な場所に行きたいし、tattooだらけの人たちがすきだし、朝までのうるさいパーティーも、静かなプライベートビーチもすき。だから、仕事して自分ひとりで生活できる状態に出来るなら(迷惑かけるのは駄目だからね)、もう少しその割合を増やしてもいいじゃんって思いました。

これはその移住先の国に行ったとき、色んな国から移住してきた人たちと会って話してはじめて気づいたこと。そこで会った人たちに共通していたのは、みんな全力で楽しみを追求していること。そのときに、あ、こんな感じでいいんだ、ってなにかホッとした気分になりました。そこに居た人たちと比べたら、自分まだぜんぜんヒッピーじゃなかった。

 

明日、8月2日(火)は大安の新月で、新月の夜には「(これから月が満ちていくのに掛けて)新しい何かを願ったりはじめたりするのに最適な時期」だと言われている。自分は、これからの自分の日々に何を願うのだろう。わかることは「これからのことは何もわからない」ということと、そして、どのような道を選んだとしても希望しかないということだ。熱海にある家の目の前には海が広がっていて、夏の空には大きな雲が流れている。「空があるから、私はどんな時も大丈夫だと信じられる」という、オノヨーコさんの言葉を思い出している。

【Fast alone, Far together】早く行きたければひとりで行け。遠くに行きたければみんなで行け。 - いばや通信

いい音楽を見つけたとき、きっと音楽が聴ける環境ならどこにいってもやっていける気がするなと思います。自分がいらいらしたとき、落ち込んでいるとき、どんな音楽を聴けばいいか知ってるし、それでコントロールできると知っているとすごく大人になった気分。今流行りのzenじゃないけど、自分の気分を落ち着かせる方法は知っておくといいと思います。これを出来る人がもっと増えたら、変な事件が大分減ると思う。笑

とりあえずお盆はchillしてくるよ~~~